[シゲ親指骨折のページ]

それは試合終了数秒前の出来事。
50点近い得点差で、誰もが敗退を確信し、最後の笛を待っていた。

盛クラはリバウンドを取り、3ポイントライン45度に走っていた盛クラ4番にロングボールが渡る。ショータイムの始まりだ。


「ディフェンスはまだ来ていない・・・」

そう思った彼は、すかさずステップを踏み、ダンクを狙い大きく跳んだ。

と、その時である。
驚く程の早さでディフェンスに戻り、チャージを狙いコースへ入るシゲ。

次の瞬間、2人はコートに倒れ込む。

「ピーーーー!! チャージング!」

乾いた笛の音が体育館に響く中、しげが起きあがり、険しい顔でこう言った・・・・

「折れ・・た・・・」






「うん、間違いなく折れてるね」